#奨学金徳政令 と #生活保護 からの脱出を考える
奨学金徳政令というワードがtwitterのトレンドに上がった。
また次のツイートが印象的だ。
わたし、今年39歳になります。まだ奨学金返済しています。2年後には娘が大学生になります。いつまで続くの、この返済ループ。それを変えようとしてくれている人がいます。若者への先行投資。学びたい人が学べる社会へ。#山本太郎 #れいわ新選組 https://t.co/SGPsltJS7M
— 太田あゆみ (@ayumi_step) July 15, 2019
奨学金は年間132万人の学生に対して、1兆円も貸し出しており、高等教育機関の学生38% 2.6人に1人が借りていることになる。*2
平均的なデータによると、第一種奨学金を借りていた人は総額236万円、第二種奨学金を借りていた人は総額343万円あるようだ。
それぞれの代表的なモデルケースで返済額は1種の場合は14,400円を15年、2種の場合は16,270円を20年返済することになる。
1種奨学金の場合は年間約17万を15年、2種奨学金の場合は年間20万を20年返済しなければならない。もちろん住宅ローン減税のようなものはないし、生活も苦しくなる一方だ。
奨学金の返済シュミレーションもあるので、自分の奨学金の返済モデルを調べてみるのもいい。
私自身は奨学金の借りた金額が合計350万円程度あり、月々25,000円程度ある。*3そして簡易裁判所への申立もされて、結構困った過去もある。
しかしながら今更だが年間30万円ってかなりきついって思った。これが一般的な金額20万円になっても無理だなと。
以前次のブログを書いた。
生活保護から脱出したとして、最低賃金程度の仕事にしか就けないと思う。
現在(平成30年10月1日)の最低時給は鹿児島の761円であり、全国最高の東京都で985円。それぞれ1日8時間、月20日労働した場合
鹿児島県:121,760円/月(年収:1,461,120円)
東京都23区:157,600円/月(年収:1,891,200円)
一方で生活保護だと次のとおりだ。
鹿児島県鹿児島市:102,840円/月(生活扶助71,240円+住宅扶助31,600円、年収:1,252,600円)
東京都23区:131,640円/月(生活扶助77,940円+住宅扶助53,700円、年収:1,598,650円)
年収としては冬季加算(2,800円x5ヶ月)*9、期末一時扶助費(2級地鹿児島県鹿児島市4,520円、1級地東京都大田区4,970円)*10を足してある。
私の場合は奨学金を返済すると最低賃金では生活保護以下の暮らしとなる。病気のことも考えるともはや月々の金銭的な面だけを考えると働けない。
奨学金のことまで考えると、生活保護から脱出することはかなり厳しい状況だ。
仮に奨学金徳政令と最低時給1500円が実行され、働き口があるならば生活が向上する希望も見られるし働く意欲も湧いてくる。そもそも現状では更なる貧困状況に陥り、生活保護を脱出し働くことにより病気が悪化することの方が高い。
2ch創業者のひろゆきさんが提唱しているように、苦しんでる若い人がもっと生活保護を受給してくれると生きやすい社会になる。
国としては優秀な国立大学の理系学部、成績上位者に授業料免除、給付型奨学金の手厚い給付から始めてもらいたい。
Twitterでどれだけ話題になろうが、現在のところは自民一択のようだ。
他にも凄い著名なブロガーでも300万円稼いでないということを見て、絶望した。死にたい。